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ECサイトの安全・快適な運用を支援するライムライト・ネットワークスのCDNサービス

ECサイトの課題を一挙に解決するライムライト・ ネットワークスのCDNサービス

インターネット上で商取引を行うEC(Electronic Commerce)サイトにとって、ネットワークの品質を確保することは、ビジネスの成否に直結する極めて重要な要件だ。ネットワークに遅延が発生したり、不十分なセキュリティ対策によって情報漏えいなどのインシデントが発生したりすれば、それだけで顧客は競合他社へと流れてしまう。しかし、企業が自力でネットワークの品質を高めるのは人的にもコスト的にも厳しい。そんな企業の課題を一挙に解決してくれるのが、ライムライト・ネットワークスが提供するCDN サービスだ。

 

ネットワークの課題解決が急務

 

2017年4月に経済産業省商務情報政策局が発表した「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」によると、2016年のBtoC EC市場規模は15兆1,358億円、BtoB EC市場規模は291兆170億円に及ぶという。特にBtoBにおけるEC化率は28.3%に上り、多くの企業にとってECサイトは重要な販売チャネルとなっている。
そんなECサイトを開設・運営するのは、容易なことではない。中小規模なECサイトであれば、大手ショッピングモールやレンタルサーバが用意するEC向けCMS(Contents Management System)を利用するという手もある。しかし商取引の規模が大きくなるにつれ、ショッピングモールやレンタルサーバのさまざまな制約を受けることになる。
例えば、顧客ロイヤルティを高めるためにユーザーエクスペリエンス(顧客体験)を強化するにしても、分析に必要なデータを入手できず、独自の施策を打つのが難しいといった課題に直面する場合もある。
こうした制約から逃れるために自社でECサイトを構築しようとすると、さらにハードルは高くなる。ピーク時の商取引量に合わせてサーバやストレージを用意し、安全な商取引を担保するセキュリティ対策を講じたり、24時間365日の運用監視体制を整備したりしなければならない。それらに必要なコストはかさむ一方だ。
特に運用が難しいのが、ネットワークだ。アクセス集中によってネットワークが遅延するような事態がひとたび発生すれば、顧客はすぐに逃げてしまう。
実は、このようなECサイトにおけるネットワークの課題を解決するソリューションはすでに存在している。それがCDN(ContentDelivery Network)だ。

 

ECサイトに最適なCDNの特徴

 

CDNとは、Webコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークのことである。企業のオンプレミス環境にあるオリジナルのWebサーバ(オリジンサーバ)のコンテンツを全世界各地に配備したキャッシュサーバにためておき、エンドユーザーのアクセス場所に近いキャッシュサーバから配信するというものだ。
この仕組みにより、オリジンサーバへのアクセス負荷が大幅に軽減し、高速に配信できるとともに、ネットワークの途中の経路に障害が発生しても別のキャッシュサーバから利用できるという高い可用性を実現するメリットが得られる。もともと動画や画像、PDFドキュメントなどの大容量データを快適にダウンロードできるようにするために利用されてきたので、それらのデータを多用するECサイトには最適だ。

世界有数のCDNサービスプロバイダー、ライムライト・ネットワークス・ジャパンのカントリーマネージャー、田所 隆幸氏は、CDNの特徴を次のように説明する。
「一般的にWebサイトに求められるものは、①スピード、②アベイラビリティ、③スケーラビリティ、④マルチデバイス、⑤エクスペリエンスがあると考えています。CDNを利用することでこれらの要素を満たすことができます。オリジンサーバだけで構成されたサイトと比較して圧倒的に高速で、ネットワーク障害を回避する可用性を持ち、アクセス数やデータ容量に合わせて柔軟に拡張していくことが可能です。PCだけでなくスマートフォンやタブレットのようなモバイルデバイスにも対応し、Webサイトにアクセスするすべての顧客に対して価値のあるユーザーエクスペリエンスを提供します」

このCDNの仕組みは、大手ショッピングモールをはじめ、大規模なECサイトを展開する企業のほとんどが導入しているという。また、ECサイトのシステムインフラとして採用されることが多いパブリッククラウドサービスでも、CDNサービスを利用することが可能になっている。しかしながらオンプレミス環境で運営されている中堅規模以下のECサイトでは導入が進んでいないのが実情であり、「ぜひともCDNの良さを知ってほしい」と田所氏は言う。
「CDNを利用する効果は、ECサイトの規模の大小を問いません。CDNを利用するだけで、ECサイトにおけるネットワークの課題は一挙に解決します」コスト削減とセキュリティ強化に有効田所氏によると、CDNには上述した5つの特徴に加えて2つの大きな利用メリットがあるという。その一つは、ECサイトの運営に必要なインフラにかかるコストを大幅に削減できるというメリットだ。
普段は商取引量が限られる中小規模ECサイトの場合、アクセス数のピークに合わせてサーバやネットワークを用意することは、投資対効果の面から非常に難しい。アクセス数が急増するとネットワークがすぐにパンクしてしまうので、期間限定キャンペーンやタイムセールを実施すといった効果的な施策が打てずにいる企業もある。
「その点、CDNを利用すれば、サーバやネットワークなどへの追加投資を行うことなく、アクセス数の急増に対しても十分に対応することができます。そのコスト削減効果は絶大です」(田所氏)

もう一つのメリットは、セキュリティ対策面だ。顧客の個人情報を扱うECサイトはサイバー攻撃の標的になりやすく、ネットワークに高負荷をかけるDoS/DDoS攻撃も含めた十分なセキュリティ対策が必要になる。
「ライムライトのCDNでは、DoS/DDoS攻撃なども含めたセキュリティ対策を実施しており、オリジンサーバには正常な通信しか通さない仕組みになっています。オリジンサーバとキャッシュサーバの間は、クローズドな専用回線で接続するため、ECサイトを狙ったサイバー攻撃からオリジンサーバを強力に保護します」(田所氏)

現在、インターネットではWebサイトの常時SSL/TLS化が進んでいるが、CDNにはその常時SSL/TLS化にも簡単に対応できるというメリットもある。
「ECサイトの常時SSL/TLS化を実現するには、コンテンツを全面的に改修する必要があります。しかしCDNを使うと、そういった作業は不要です。特にライムライトのCDNならば、画像やJava Scriptなどの静的オブジェクトについてはオリジンサーバとキャッシュサーバ間のクローズドなネットワークはSSL/TLS化せず、インターネット経由のアクセス先となるキャッシュサーバ側で常時SSL/TLS化することができます。これによりオリジンサーバのSSL/TLS通信の負荷を軽減し、必要最小限のコンテンツ改修だけで迅速に常時SSL/TLS化の実現が可能です。これは他社との大きな違いと言えるでしょう」(田所氏)

 

 

ライムライト・ネットワークスの優位性

 

常時SSL/TLS化の実現で見られるように、ライムライト・ネットワークスには他社のCDNサービスに対してさまざまな優位性がある。大きな優位性の一つが、パフォーマンスの高さだ。CDNではキャッシュサーバに存在しないデータをオリジンサーバに取りに行く仕組みだが、ライムライト・ネットワークスのCDNはキャッシュサーバのヒット率が高いのだという。
「ライムライト・ネットワークスのCDNサービスは、プライベートネットワーク経由でコンテンツを配信し、また集中型アーキテクチャを導入しているためキャッシュミスが少なく、静的コンテンツだけでなく動的コンテンツもキャッシュできるため、パフォーマンスが劣化しないことが優位につながっています。キャッシュヒット率は平均98%と競合他社の平均を大きく上回っています」(田所氏)

 

 

また、オリジンサーバのコンテンツを削除した際に、瞬時にキャッシュサーバ側に反映されるパージ機能「SmartPurge」を備えていることも、ライムライト・ネットワークスの優位性だ。
「ライムライト・ネットワークスのSmartPurge機能では、オリジンサーバのコンテンツが削除されると、おおむね数秒以内にキャッシュサーバのコンテンツも削除されます。商品の入れ替えなどが多いECサイトでは、必須の機能と言えるでしょう」(田所氏)
さらにもう一つ、大きな優位性となっているのが「Control」と呼ばれる管理ポータルが用意されている点だ。この管理ツールでは、ほぼリアルタイムの詳細なトラフィックをレポート表示できるようになっており、顧客ごとのアクセス情報を取得・分析するといったユーザーエクスペリエンスの強化にも活用できる。また、アクセス元のIPアドレスやリージョンによって詳細に制御するような機能も備えている。
「Controlポータルを使えば、ECサイトのアクセス状況があらゆる角度で可視化することができます」(田所氏)
このほか、Webアプリケーションの脆弱性を悪用したサイバー攻撃からECサイトを保護できるWAF(Web Application Firewall)機能、オリジンサーバ上のオリジナルコンテンツをクラウド上で扱えるクラウドストレージ機能などを提供しているのも、ライムライト・ネットワークスならではだ。

ECサイトを運営しているあらゆる企業は、ライムライト・ネットワークスのCDNサービスを利用することで、競合他社よりも一歩先んじてビジネスを有利に進めることができるようになるだろう。ECサイトのユーザーエクスペリエンスを価値あるものにするためにも、導入の検討をお勧めしたい。